英語の勉強のはなし2~単語・熟語を効率よく覚えようぜ編~
こんにちは。
1月20日の記事で、英語の勉強について書いたけど、今日はその続きを。
今日は「英単語・英熟語を覚える」ことについて。
~目次~
単語・熟語を効率よく覚えるために
英語学習の第一歩目として「単語・熟語」と「英文法」を覚えるところから始めると書いたけど、同時にそれが絶望的につまらない、達成感が無いとも書いたので、いかに効率よく覚えていくか(絶望感を少なくするか)が大事になる。
覚える際に必要なのは、やっぱり反復練習するしかないかな、残念ながら。前に書いたけど、英語の勉強に「楽でおいしい方法」なんて無いんスよ。とはいえ、ただやみくもに覚えるんじゃぁなくて、忘れたころに復習、また忘れたころに復習、それを繰り返していくうちに覚えていくもの。
学生たちを見てると、小テストの直前に単語帳を1回だけざーっと見るだけ、という子たちが結構いて、案の定テストの出来は壊滅的で「やっぱり英語は難しい~」とか言い出す始末。その程度の努力しかしてこなかったクセに英語をとやかく言う資格はねぇよ。
いや、でも、「忘れたころ」ってモヤっとした言われかたしても...って人はエビングハウスの忘却曲線というのが一つのキーワードになるので、下の記事を読んでみると役に立つと思いマス。
「覚えて忘れて」を4回くらい繰り返して、ようやく脳はそれを必要な記憶だと判定するらしい。
単語カードアプリを使う
んで、「覚えて、忘れたころを見計らってもう一度覚えなおして」という勉強法をどうやってシステム化するか、なんだけど、個人的に重宝してるのが単語カードアプリ。(「単語帳」ではなく「単語カード」がポイント。)
今、自分が使っているのが「Flashcards Deluxe」というアプリ。もう10年くらい使ってるけど、これは秀逸。
どういう風に使うかと言いますと、スマホの画面上に出てきた単語を見て、意味が分からなかったら下にスワイプ。とりあえず分かるものは左にスワイプ。完璧に覚えてる、自信をもって答えられるものは上にスワイプ。そうしておくと、あとはこのアプリが、エビングハウスの忘却曲線をもとに「忘れたころを見計らって」「苦手なものを優先的に」判断して「おーい、今日はこの単語を復習すっぞ!」と出題してくれるので、超効率的に覚えられる。
ただ残念なのが、マニュアルがすべて英語なので、そもそも英語が苦手な人は「Flashcards Deluxe 使い方」でググる必要がある。まぁ、無料版もあるので、まずはそちらで試してみるのも一つの手かな。つか、そうか、今は日本製の単語カードアプリもたくさん出てるので、そっちを使うのが無難じゃね。
単語・熟語を覚える際の注意点1
単語・熟語を覚える際にはちょっとした注意点がありまして、その単語・熟語単体ではなくフレーズ単位か、可能なら文単位で覚えるのが良いと思う。というのも、特に形容詞や副詞は、どのように使われてるかを理解しないと覚えづらいから。あぁ、説明がヘタクソだ。
例えば"intrinsic"という形容詞を辞書で調べると「本来備わっている」とか「本質的な」という意味が出てくるんだけど、それだけで覚えようとしてもなかなかイメージがわきづらいと思う。なので、単語カードの表面には"intrinsic"という文字とその発音記号を(理由は後述)書いて、、そして裏面には「意味」と「フレーズ」か「文」を一緒に書いておく。↓な感じ。
表面:intrinsic /intrínzik/
裏面:本来備わっている・本質的な
intrinsic value of gold:金が本来持っている価値
こうすれば、"intrinsic"というなんだかモヤっとした形容詞も、「あ~こういう風に使うのね」っていうのがイメージしやすいかと。
単語・熟語を覚える際の注意点2
あと、覚える際には意味だけじゃなくて意味とつづりと音の3つを結びつけるということも忘れちゃいけないと思う。
極端な話だけど、例えば、"sometimes"という単語を「ソメチメス」という発音で覚えちまったら、書くことはできるけどリスニングの時に「サムタイムス」と発音されたら、せっかく知っているのに認識できない、ということになるから。
熟語も、例えば"in front of”は、しっかり「インフロントオヴ」と発音してくれる人もいるけど、たいていは「ンフラナヴ」みたいな発音になるので、必ずネイティブの音声をマネして口に出す練習も同時に行わないと、せっかく覚えたのに聞き取れないということになりますんで気を付けましょう
...ということで、
以上、今日は「単語・熟語を覚える」ということについて、徒然に書かせてもらいました。あくまで個人的なやり方なんで、最終的には自分が一番やりやすいやり方でやればエエと思います。(←結局それかよ)
ちなみに今日覚えたフレーズ:「いいね」する→hit the "Like" button
ほんじゃ!